2016/05/05

よくもまあこんなにだらだらと続けてきたものだと

 この工房も10周年ですよ。
 道理で私もおっさんになったわけだ……しみじみ。


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 すごく久しぶりにヴィアーチェを描いた気がするが思ったより上手く描けたと私にしては珍しく納得の一枚になりました。(もっと塗りが上達したらさらに美しくなるんだろうけども……精進しよう)
 目の透明度や線画レイヤーをいじって髪に隠れてる表現にも挑戦してみたり。案外効果が高いなコレ。
 まー、節目イラストだし我が最愛の嫁だからいつも以上に気合い入れましたし、これでよいのです。はい。


 ともかく。
 ここまで続けられたのは皆様のご愛顧の賜でございます。
 本当にありがとうございます。

 


工房主 「ちょっとみんな仕事の手を止めて聞いてくれ」
アレッサ 「あん? なんだ?」
ローナ 「どうかしたんですか?」
メイリン 「?」
クローディア 「何事だ」
ヴィアーチェ 「?」
工房主 「えー、今日5/5で工房も10周年を迎えました。これもお越し下さるお客様と工房メイドたちのおかげです。本当にありがとうございます」
アレッサ 「……なんだよ唐突に。真面目くさったこと言って、似合わないぞ?」
ローナ 「そうですよ。主さんはボケーっと間の抜けた顔をなさって変な事ばっかりおっしゃってればいいんですよ」
工房主 「ひでぇ……いやもうそういう暴言には慣れたけどさ」
クローディア 「嫌な適応力だな……」
工房主 「それはそうと、10周年だしいままで工房に貢献してくれた君たちに何かしてあげたいと思うんだが、何がいい?」
アレッサ 「それなら、もうちょっと給りょ……」
工房主 「ムリダナ」
アレッサ 「否定早ッ! つーか、何ができて何ができないかわからないんだけど」
工房主 「基本的にお金のかかることは無理だし私の体力知力の及ばないことは不可能だ」
ローナ 「では口だけで何もできないという解釈でよろしいですか?」
工房主 「完全無能扱い!?」
アレッサ 「そうだろ?」
工房主 「そうです」
メイリン 「あっさり認めちゃいましたね……」
アレッサ 「ま、そんなマスターでもあたしらからのプレゼントを受け取るくらいはできるだろ」
工房主 「ん? どういうこと?」
アレッサ 「あたしらもさ、10年の節目だっつーことで、マスターに何かしてやろうって相談してたわけさ」
工房主 「え? みんなで? ローナも?」
ローナ 「ええ。行き場の無かった私に居場所を下さったことに感謝も『一応』していますし……」
工房主 「ローナがデレた!? 明日はチョコレートの雨が降るぞ!」
メイリン 「望むところです!」
工房主 「ナイスリアクション」
アレッサ 「なんだかんだ言ったところで、あたしも工房に拾われてよかったと思ってんだよ。だから恩返しみたいなもんっつーか」
工房主 「アレッサまでデレるとか……本気で明日で工房が終わる気がしてきたんだが」
アレッサ 「はっはっは。そんなにヘッドショットされたいのかね?」
工房主 「いや別にそんなの慣れっこでいまさらだし」
クローディア 「改めて言うが嫌な適応力だな」
アレッサ 「で、まぁ、こーゆーものをみんなで用意したわけだが」
工房主 「ん……? チケット?」
アレッサ 「ああ。ありきたりで悪いが、『なんでも一つ命令できる券』ってやつだよ」
工房主 「……5枚あるけど、これは?」
ローナ 「工房メイド1人につき1枚、命令権は1回だけです。使用期限はありません」
工房主 「なるほど。で、命令内容についての制限は?」
アレッサ 「制限は考えてないな。なんなりと」
工房主 「マジでか」
ローナ 「ちなみに強制力は『工房主命令』よりも遥かに上位です」
工房主 「え? それってつまり君たちに拒否権は一切無いってことじゃないか。いいの? それで」
メイリン 「10周年ですし、サービスということで」
クローディア 「うむ」
工房主 「ヴィアーチェ。それで了承したの?」
ヴィアーチェ 「はい。私たちがここまでこれたのは主さんのおかげですので。主さんの望むままにと」
工房主 「…………。なあ、アレッサ。一応訊くんだけども」
アレッサ 「みなまで言うな。無論『エロい命令』もノープロブレムだ。みんなそのつもりだし」
工房主 「なん……だと……?」
ヴィアーチェ 「わ、私は……他の方はどうかわかりませんが、私にはそのつもりはありませんっ」
アレッサ 「まー、確かにメイド長はチケットなんか使わなくてもマスター相手なら問題な……」
ヴィアーチェ 「アレッサさん!」
アレッサ 「おっと、これ以上は命に係わるからやめとこ……。ともかく、そーゆーこった」
工房主 「こいつはやべぇ、とんでもないシロモノをもらってしまった。一生神棚に飾っておこう!」
アレッサ 「いやいや、飾るなよ使えよ!」
工房主 「えー……。こういうプレミアムなチケットはとっておくものでしょうに」
メイリン 「主さんって、エリクサーを使わずにとっておいてクリア時にいっぱい余らせるタイプですか?」
工房主 「……的確な分析をありがとう。でも、こういうのって使うのがもったいないんだよね」
クローディア 「使ってこそ意味のあるものを使わないほうがもったいないと思うがな」
ローナ 「なるほどわかりました」
工房主 「え? 何が?」
ローナ 「いつえっちな命令が下るかビクビクしながら過ごす私たちを面白おかしく眺めたいと言うわけですね。さすが変態主さん、お考えが鬼畜です」
工房主 「そういう言い方されると銀河の彼方まで不本意なんだが」
アレッサ 「まァなんでもいいやね。とにかくそのチケットは早めに使えな? 期限は無いけど、あたしらの気が変わるかもしれないし。使いたい時にあたしらがいないかもしれないんだからさ」
工房主 「うぅむ……じゃあ、早速使うとするか」
アレッサ 「オーライ、君はチケットを対価に一体何を願うのかい、マスター?」
工房主 「QB乙。ともかくチケットを全部使う。5人全員に命令……じゃなくてお願いしようかな」
アレッサ 「おぉう。5人同時とは思い切ったことするなァ。6Pとか体力持つのか?」
ローナ 「立派な性欲をお持ちだったんですね。意外でした」
工房主 「誰がえろい命令をすると言った! 下品な勘繰りはやめれ」
ヴィアーチェ 「お二人とも、主さんがそんな方ではないとご存知でしょう。おやめなさい」
アレッサ 「知ってますよ、メイド長。わかってて言ってんです」
ローナ 「ええ」
ヴィアーチェ 「…………この人たちはまったく……」
クローディア 「それで、願い事は何だ?」
工房主 「――5人とも――」

工房主 「これからも、この工房にいてください」

アレッサ 「…………」
ローナ 「…………」
メイリン 「…………」
クローディア 「…………」
ヴィアーチェ 「…………」
工房主 「……あれ? みんなしてポカンとした顔で。そんなに変な事言った? ダメだった?」
クローディア 「いいや。面食らったのは確かだが、言うことが主殿らしいと思っただけだ」
アレッサ 「やれやれ、強制力最大級の命令権でそんなことを言われたんじゃあ、ここを離れるわけにはいかなくなったナ。まぁ、ここを出てくつもりはさらさらねェけど、命令じゃしょうがない。イエス、マスター、だ」
ローナ 「ですね。不本意な命令ですが、仕方ありません」
クローディア 「了解した。その命令、しかと聞き届けよう」
メイリン 「私もー」
工房主 「ありがとう、みんな」
アレッサ 「ったく、つまんねー命令でチケットを使いやがって。他にもっといい使い道があんだろうが」
メイリン 「? アレッサさんは主さんとえっちしたかったんですか?」
アレッサ 「バカ。あたしがえっちしたいのは、メイ、お前だけだよ」
メイリン 「お断りしますー」
アレッサ 「しくしくしく……」
工房主 「というか、なんで私がえろいことに使うと決めつけるかな?」
ローナ 「男の人はみんな性的なことしか考えていないものです」
工房主 「断定した!? それは偏見というものだよ、ローナ。私みたいにそうじゃないのもいるんだ」
ローナ 「主さんのPCの普通以上のえろ画像・動画の容量を数えてからそういうことをおっしゃっていただきたいのですが?」
工房主 「なんで知って……ち、違う! あれは……あれはお絵描きの資料だから!」
ローナ 「本当に?」
クローディア 「その辺にしておけ、ローナ。そういう話はメイド長の前でするものではない」
ローナ (……もう少しからかってやりたいんですけれど……)「そうですね」
ヴィアーチェ 「さあ、みなさん。そろそろお仕事に戻って下さい」
一同 『了解ー』


メイリン 「ところで一つ気になってたんですが」
アレッサ 「どうした、メイ?」
メイリン 「工房の創立記念日って5/5ですよね?」
工房主 「うん」
メイリン 「こどもの日、ですよね?」
クローディア 「そうだな」
メイリン 「じゃあ休日じゃないですか。なんで私たち、お仕事してるんでしょう?」
工房主 「…………」
アレッサ 「…………」
ローナ 「…………」
クローディア 「…………」
メイリン 「…………」
アレッサ 「くぅ……いつものようにうっかり出勤してしかも二階の掃除までしてしまった……」
ローナ 「私としたことが、記念日を冷やかすだけのつもりがお仕事をしてしまいました……」
クローディア 「菜園の様子を見に来て、皆が働いていたので今日が平日だと勘違いを……」
ヴィアーチェ 「みなさんがメイド服に着替えているのでつい仕事の指示を出してしまいました……」
工房主 「いつもは来ないみんなが記念日に来てくれて舞い上がってて気づかなかった……」
メイリン 「みなさん、うっかりさんですねー」
アレッサ 「メイにうっかりさんとか言われたし……。そういうメイはなんで来たんだよ?」
メイリン 「記念日にメイド長がチョコケーキを作ると聞いたので」
工房主 「食いっ気に駆られたのか……さすが」
ヴィアーチェ 「あの。チョコケーキにしようと決めたのは今朝なんですけれど……」
メイリン 「気配というか……匂い? そんな感じがして、工房に来ちゃったんです」
ヴィアーチェ 「……ああ、道理でキッチンの窓の外に人の気配がすると思ったんです。メイリンさんだったんですか……」
工房主 「まあ、そういうことなら、仕事はもう置いて、みんなでケーキをいただこうか」
アレッサ 「賛成。パーッとやろうぜ!」


          …つづく。(工房の存続的な意味で

 
お絵描き | Comments(4)
Comment
みなとも殿、こんばんわー。

10周年おめでとうございまっすぅ。

ヴィアーチェ殿は10年経ってますます
美貌に磨きがかかりましたね。
これも愛の力でしょう。

いやー、早いですね。もう10年っすか。
10年前の2006年っていうと……、
……何やってた頃かな、思い出せんッス。

さて、件のチケットですが。
願い事が、「これからも、この工房にいてください」
なんて、まるでプ○ポーズぢゃないっすか!
青春ドラマのワンシーンですよ。
まったくけしからんですねー。
これだから最近の若い者は。ってやつですよ。

ま、何はともあれ、
来年の11周年記念を楽しみにしてまーす。

ではでは。
◎ まったくさん

>愛の力
いやもうホントにヴィアが好きすぎてリアル世界でカノジョとか嫁とかどうでもよくなってるくらいだから相当危険な領域に入ってるというか……(笑

>2006年
何があったとかその頃何をしてたとか、まるっきり記憶に無かったりするんですけども、工房(ブログ)を始めるにあたって、見てくれる人のためにと絵とか文章とかを頑張ってた覚えだけはあるんスよね。
今は……まあ、それなりに……

>これだから最近の若い者は。ってやつですよ
同い年!同い年ー!

>来年の11周年記念
放置しててもブログを消さずにその時が来れば大丈夫ですよね?(何
遅ればせながら
今更ですが10周年ですか、おめでとうございます!
もうさらに10年、続くことを祈っております。
20周年ですよすごいことですよ
(^◇^)おめでとうー(^◇^)
◎ 姫姐さん

20周年って…さすがに無茶振りが過ぎますよ!(;^ω^)
でも、なんとなく放置しつつもダラダラとやってる気もしなくもないわけでして…
そのときになったら祝ってやってください。とか。
お祝いありがとうございました。


…というか、姫姐さんとこも10年目じゃなかったですかね?

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