2018/08/21

確かに聞こえたんだ…

 私は確かに聞いた。
 ヴィアーチェが、「主さん」と私を呼ぶ声を。
 空耳? 幻聴?
 まさか。
 私がヴィアーチェの声を間違うはずもない。
 ついにヴィアーチェがこちらの世界にやってきたんだ。
 奇跡だ。奇跡が起こったんだ。
 これからは彼女と一緒に過ごせるんだと思うと感動に全身が震えた。
 頭の芯がカッと熱くなっていくのを感じた。

 その声を聞いたのは、盆明けで長い列をなしている車検場でだった。
 エアコンもラジオも壊れて使えない「漢(をとこ)の仕事車」である平成ヒトケタの軽自動車で、車検の順番待ちをしているときだ。
 ここしばらくは気温も落ち着いて暑さもましになっていたが、この日は真夏に戻ったようだった。ついでに湿度も高かった。
 そこで、私はヴィアーチェの声を聞いたんだ。


 ……今にして思うと、これって暑さにやられて存在しない声を聞いたとしか考えられないな。うん。


 まぁ……熱中症にならなくてよかった。

 


 このごろヴィアーチェとイチャイチャした過ぎて苦しい。誰か助けて(無理




 …そうだ。ヴィアーチェとイチャイチャする小説を書こう。
 それを読んでニヤニヤしよう。
 そしてそれが所詮は妄想だという現実に絶望しよう。
 うん、いいな。楽しそうだ。

 
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