2011/07/27

でんきこうじし

 知り合いが突然「独学で第二種電気工事士の資格を取る!」と言い出しました。エアコン取り付けとかテレビ設置とかを請け負っている個人経営の電器屋さんが、結構儲かってるとかいう話をどこかで聞いてきたらしいです。本当かどうかわかりませんが…

 で、どんな資格なのかと調べてみると、「まちのでんきやさん」で働ける資格なんじゃね? という程度には理解しました。
 頑張れば独学でも筆記試験はパスできるようですし、実技試験もそれ用のセット等の「試験対策品」が売られていて、それを使って繰り返し練習すれば大丈夫とのこと。

 なるほど…私でも死ぬほど頑張ったら取れそうな感じですね。



 …まぁ、「死ぬほど頑張る」ことができないので無理でしょうけど。
 あと、受験費用とか工具・練習機器購入費、対筆記試験資料などの購入を考えると手が出ません。
 私がこの資格を持っていても役に立つかどうかわからないし…

 仕事に生かせない資格は「無駄ではない」が「趣味」の範疇でしかない。
 そう考えます。

 


 2級ガソリンエンジン整備士とか、自動車整備業で働くにしても「持ってなくても仕事はできる」。
 認証工場を経営するときには2級持ちが2人以上居なければならないとありますが、ディーラーに勤務するならなくても問題なし。むしろ就職してから資格を取る方向で持っていくこともできます。

 ちなみに自動車の重要保安部品の整備(例えばブレーキの分解整備)は、2級なり3級なりの整備士資格を持っていないとやっちゃいけないことになっていますけど、実際のところド素人でも整備してきちんと作動していれば車検にも通りますし問題なかったりします。ただ、資格無しだと整備を商売にできないってだけです。
 で、今は車検に「ユーザー車検」というものがあります。別に整備業者に依頼せずとも、自動車のユーザー自身が車検を受けることができる制度です。車検に合格するには各種項目が保安基準に適合していることが求められますが、そのための整備は各個人がやろうと事業者がやろうと関係なく、ただ「適合していれば良い」わけです。
 昔は重要保安部品は車検ごとに分解整備することが必要でしたが、今では「適合していれば良い」のでその義務はなくなりました。部品の高品質化によって故障が減ったのに、毎回の車検で分解整備や部品交換の義務があるのはユーザーの負担になるから、という理由です。
 以上のことを踏まえると、「あれ? 資格持ちの整備士なんて要らなくね?」ということです。
 「保安基準に適合していれば整備は必要ない」んですし、「資格が無い人でも整備できちゃうし車検も通せる」んですから。
 ホント、2ガ自動車整備士資格があれば一生食うに困らない、なんて言われていた時代があったなんて信じられません。

 2ガ整備士は、ディーラーとかに勤めていたら「手当がちょびっと出る」程度のものになってしまいましたですよ。やれやれ。



 資格って本当に「使えるもの」と「使えないもの」の両極端だなぁ、と思います。

 
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